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制作ガイド2026年3月29日8分

デザインの方向性を正確に伝える方法

「なんかいい感じに」は伝わりません

Web制作の依頼でもっとも多いすれ違いは、「デザインのイメージが共有できていない」ことです。

「おしゃれな感じで」「清潔感のある感じで」「いい感じに」… これらの言葉は、人によって思い浮かべるものが全然違います。

よくある失敗パターン

依頼者:「モダンでスタイリッシュな感じで」

制作者が想像:黒・グレーを基調としたクールなデザイン

依頼者が想像:白を基調とした明るくトレンディなデザイン

→ 完成後に「イメージと違う」となってしまう

1. 参考サイトを3つ以上集める

一番効果的なのは、「こういうデザインが好き」というサイトを見せることです。 言葉より視覚で伝える方が、ずっと正確に伝わります。

参考サイトの集め方

Google検索

「業種 + ホームページ + デザイン」で検索

Pinterest

「web design」と検索すると海外の良いデザインが見つかる

Awwwards

awwwards.com でデザイン受賞サイトを見る

競合他社

「これは違う」という例も集めておくと参考になる

💡 ポイント

参考サイトを送るときは「このサイトの◯◯な部分が好き」と 具体的な部分を指定するとさらに伝わりやすくなります。 3〜5個で十分です。多すぎると方向性がブレます。

2. キーワードを5個以内に絞る

デザインの雰囲気を言葉で伝えるなら、キーワードを使いましょう。 ただし多すぎると方向性がブレるので5個以内に。

雰囲気系

シンプルミニマル高級感温かみ親しみやすいクールスタイリッシュ

色系

モノトーンアースカラービビッドパステルダークライト

業種・スタイル系

医療系食品系IT系ファッション系和風北欧風

3. 「避けたいもの」も伝える

好きなものだけでなく、嫌いなものも伝えると精度が上がります。 ネガティブな情報も、デザイナーにとっては重要な手がかりです。

「派手な色は使わないでほしい」

「アニメーションが多すぎるのは嫌」

「古臭いデザインは避けたい」

「文字が多すぎるのはNG」

4. 色の伝え方

色はデザインの印象を大きく左右します。「青っぽい感じ」では伝わりません。

方法 1: 好きなブランドのカラーを参考にする

「Appleのサイトみたいな白・グレー系」「スターバックスのようなグリーン系」

方法 2: カラーコードで指定する

Googleで「カラーピッカー」と検索すると、好きな色のコードを調べられます

方法 3: 感情で伝える

信頼感→青系 / 温かみ→オレンジ・ベージュ系 / 高級感→黒・ゴールド系

5. そのまま使えるテンプレート

以下をコピーして、埋めて送るだけでOKです。

📋 デザインイメージ共有シート

好きな参考サイト(URL)

1. 2. 3.

雰囲気キーワード(5個以内)

・ ・ ・

避けたいデザイン

メインカラーのイメージ

色名・ブランド名・カラーコードなど

ターゲットユーザー

年齢・性別・職業など

一言で表すなら?

例:「信頼できる街の歯医者」「おしゃれなカフェ」

💡 活用方法

このシートをLINEやメールで送るだけで、デザイナーとのすれ違いが大幅に減ります。 完璧に埋まらなくても大丈夫です。分かる範囲で送ってください。

💬 デザインの相談、お気軽にどうぞ

「参考サイトを集めたけど、どうまとめればいいか分からない」 「テンプレートを埋めたので見てほしい」

そんなご相談も大歓迎です。LINEやメールでお気軽にご連絡ください。

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森山翔登 | Web制作・デザイン