1人で複数プロジェクトを回す現実
個人起業家として独立すると、すべてが自分の責任になります。 営業、制作、経理、顧客対応…すべてを1人でこなさなければなりません。
私も最初は時間管理に失敗し、納期遅れや体調不良を経験しました。 しかし、いくつかの工夫で、今では複数プロジェクトを同時に回せるようになりました。
1. タイムブロッキングで集中力を最大化
タイムブロッキングとは?
1日を「ブロック」に分けて、各ブロックに特定のタスクを割り当てる方法です。 「今日は何をしようかな」と迷う時間がなくなります。
私の1日の例(平日)
午前:集中作業
- 9:00-12:00:コーディング・デザイン
- 最も重要で難しいタスクをここに配置
午後:コミュニケーション
- 13:00-15:00:クライアント対応・打ち合わせ
- 15:00-17:00:デザイン・企画
夕方:事務作業
- 17:00-18:00:メール返信・請求書作成
夜:自由時間
- 18:00-:完全オフ(仕事しない)
💡 重要なポイント
午前中に「最も重要で難しいタスク」を持ってくる。 脳が最も活発な時間帯に、創造的な仕事をします。
メールやSlackは午後にまとめて確認。 午前中は通知オフで集中モード。
2. 使っているツール
Notion(プロジェクト管理)
すべてのプロジェクトを Notion で管理しています。
管理している項目
- プロジェクト一覧(ステータス付き)
- タスクリスト(期限・優先度)
- クライアント情報・連絡履歴
- 見積もり・請求書の記録
- アイデアメモ
1箇所にすべて集約することで、探す時間を削減。
Toggl Track(時間計測)
各プロジェクトにどれだけ時間をかけているか計測。 赤字案件を見つけて、次回の見積もりに活かします。
実際の活用例
「このLP制作、実際には40時間かかってた。 見積もりは30時間で出してたから赤字。 次回は見積もりを調整しよう」
→ データがあるから改善できる
Google Calendar(スケジュール)
タイムブロッキングをカレンダーに反映。 打ち合わせも全部ここで管理します。
3. 優先順位のつけ方
アイゼンハワー・マトリックス
タスクを「緊急度」と「重要度」で4つに分類します。
緊急 × 重要
例: 納期直前の案件、クライアントからの緊急連絡
対応: すぐやる
これが多いと疲弊するので、第2象限を増やす努力が必要。
緊急でない × 重要
例: 新規営業、スキルアップ、健康管理
対応: 最も大事。スケジュールに組み込む
ここを疎かにすると、いつまでも忙しいだけで成長しません。
緊急 × 重要でない
例: どうでもいいメール、無駄な打ち合わせ
対応: 可能なら断る・自動化する
「断る勇気」が重要。すべてに応えようとすると破綻します。
緊急でない × 重要でない
例: SNSダラダラ見る、無駄なネットサーフィン
対応: やらない
時間泥棒。意識的に排除します。
💡 ポイント
第2象限(緊急でないが重要)を意識的にスケジュールに入れる。
例:
- 週1回:営業活動
- 週2回:スキルアップの勉強
- 毎日:運動・健康管理
これを「予定」として固定化すると続けやすい。
4. 休憩の取り方
ポモドーロ・テクニック
25分作業 → 5分休憩 を繰り返す方法。 集中力が途切れにくく、疲れも溜まりにくいです。
私の休憩ルール
作業中:
- 50分作業 → 10分休憩
- タイマーで強制的に休憩
休憩中:
- スマホ見ない(目を休める)
- ストレッチ・散歩をする
- コーヒー・水分補給
週単位:
- 週1日は完全オフ
- 土日は仕事しない(原則)
5. 失敗から学んだこと
❌ やってはいけないこと
マルチタスク 複数のことを同時にやると、結局どれも中途半端。 シングルタスクで1つずつ集中する方が速い。
休憩を削る 「時間がないから休憩なし」は逆効果。 集中力が落ちて、結果的に時間がかかる。
見積もりを甘くする 「これくらいでできるだろう」は危険。 実績データを元に、余裕を持った見積もりを。
すべての仕事を受ける キャパオーバーになると、すべてが破綻します。 「断る勇気」が大事。
✅ やるべきこと
シングルタスク 1つのことに集中。完了したら次へ。
定期的な休憩 疲れる前に休む。生産性が上がる。
時間を計測して見積もり精度を上げる Toggl Track で実績を記録。次回に活かす。
断る勇気を持つ 質の高い仕事のために、量を減らす。
💬 時間管理に悩んでいる方へ
「忙しすぎて、何から手をつければいいか分からない」 そんな時は、一度立ち止まって現状を整理することが大切です。
もし相談したいことがあれば、お気軽にご連絡ください。 個人起業家ならではの悩みを共有できるかもしれません。