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技術2026年2月27日12分

Figma使わずにNext.jsで直接デザインする理由

デザインツールを使わない開発スタイル

(以下既存の内容そのまま) 「デザインはFigmaで作ってからコーディング」 これが一般的なWeb制作のワークフローです。

しかし、私はFigmaを使わず、 Next.js + Tailwind CSS でコードを書きながら直接デザインを作っています。

「非効率では?」と思われるかもしれませんが、 実はこの方が速く、柔軟で、クライアントにも喜ばれています。


1. なぜFigmaを使わないのか

理由 1: 二度手間を避ける

Figmaでデザインを作ると、その後コーディングで「再現」する必要があります。

時間比較

従来のフロー: Figmaでデザイン(3日)→ コーディングで再現(5日)= 8日

私のフロー: コードで直接作る(5日)= 5日

理由 2: 動くものを見せられる

Figmaは静的な画像。 実際の動作(ホバー、アニメーション、レスポンシブ)は確認できません。

コードで作れば、仮ドメインで公開して、 スマホでもタブレットでも実際に触ってもらえます。

理由 3: 修正が速い

クライアントから「ボタンの色を変えて」と言われたとき:

Figma使用時

  1. Figmaを開く
  2. デザインを修正
  3. エクスポート
  4. コードも修正
  5. デプロイ

コード直書き時

  1. コードを修正(30秒)
  2. 即反映(仮サイトで確認)

2. 実際の開発フロー

1

ワイヤーフレーム(紙 or Excalidraw)

最初は簡単なワイヤーフレームだけ作ります。 Figmaではなく、紙に書くか、Excalidrawという無料ツールを使います。

ここで大まかなレイアウトをクライアントと合意します。

2

Next.js + Tailwind でコーディング

ワイヤーフレームを元に、いきなりコードを書きます。

  • レイアウトを組む
  • Tailwind CSS で色・余白を調整
  • Framer Motion でアニメーション追加
  • レスポンシブ対応
3

仮ドメインで公開

Vercel にデプロイして、仮のURLを発行。 クライアントにLINEで送って、実際に触ってもらいます。

「スマホで見たら文字が小さい」 「この色、もう少し明るく」 などのフィードバックを即座に反映できます。

4

テキスト・素材の送付

クライアントには「変更したいテキストをLINEやメールで送ってください」と伝えています。 送られてきたら、すぐにコードに反映して、その場で確認してもらえます。


3. 使っている技術スタック

Next.js 14(App Router)

高速で、SEOにも強く、サーバーサイドレンダリングも簡単。 React の最新機能も使えます。

Tailwind CSS

ユーティリティファーストのCSSフレームワーク。 HTML内にクラス名を書くだけでデザインできます。

コード例

<button className="bg-blue-500 hover:bg-blue-600 text-white px-6 py-3 rounded-lg">

これだけで、背景色・ホバー・余白・角丸が完成。

Framer Motion

アニメーションライブラリ。 スクロールに応じた動き、ホバー時の変化など、 簡単に実装できます。

TypeScript

型安全で、バグを減らせます。 大規模なプロジェクトでも安心。


4. デメリットと対処法

❌ デメリット 1: 初期のビジュアルが弱い

Figmaなら最初から綺麗なモックアップを見せられますが、 コード直書きだと最初は粗削りです。

対処法: 「最初は粗削りですが、実際の動作を確認しながら 一緒に作り上げていきましょう」と事前に説明。 むしろクライアントは参加感があって喜ばれます。

❌ デメリット 2: デザインスキルが必要

Figmaなら「デザイナー」と「コーダー」が分業できますが、 1人でやる場合は両方のスキルが必要です。

対処法: 参考サイトを見る、Tailwind UI などのコンポーネント集を使う、 AI(v0.dev)に生成してもらう。

❌ デメリット 3: 大規模プロジェクトには不向き

大手企業案件など、複雑な承認フローがある場合は、 Figmaでのモックアップが求められることが多いです。

対処法: 必要な場合は Figma も使います。 ただし、小〜中規模案件では基本的にコード直書きで進めています。


5. どんな人に向いているか

この開発スタイルが向いている人

  • フロントエンド開発が得意な人
  • スピード重視の個人開発者
  • 小〜中規模のプロジェクトが多い人
  • クライアントと密にコミュニケーション取れる人
  • 柔軟に修正対応したい人

逆に、Figmaを使った方がいい場合

  • デザイナーと分業する場合
  • 大手企業案件で承認フローが複雑
  • コーディングが苦手な人
  • 事前に完璧なビジュアルを見せたい場合

💬 このワークフローに興味がある方へ

「Figma不要って本当?」「どうやって始めればいい?」 そんな疑問があれば、お気軽にご相談ください。

実際のプロジェクトでどう進めているか、 具体例を交えてお話しできます。

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