デザインツールを使わない開発スタイル
(以下既存の内容そのまま) 「デザインはFigmaで作ってからコーディング」 これが一般的なWeb制作のワークフローです。
しかし、私はFigmaを使わず、 Next.js + Tailwind CSS でコードを書きながら直接デザインを作っています。
「非効率では?」と思われるかもしれませんが、 実はこの方が速く、柔軟で、クライアントにも喜ばれています。
1. なぜFigmaを使わないのか
理由 1: 二度手間を避ける
Figmaでデザインを作ると、その後コーディングで「再現」する必要があります。
時間比較
従来のフロー: Figmaでデザイン(3日)→ コーディングで再現(5日)= 8日
私のフロー: コードで直接作る(5日)= 5日
理由 2: 動くものを見せられる
Figmaは静的な画像。 実際の動作(ホバー、アニメーション、レスポンシブ)は確認できません。
コードで作れば、仮ドメインで公開して、 スマホでもタブレットでも実際に触ってもらえます。
理由 3: 修正が速い
クライアントから「ボタンの色を変えて」と言われたとき:
Figma使用時
- Figmaを開く
- デザインを修正
- エクスポート
- コードも修正
- デプロイ
コード直書き時
- コードを修正(30秒)
- 即反映(仮サイトで確認)
2. 実際の開発フロー
ワイヤーフレーム(紙 or Excalidraw)
最初は簡単なワイヤーフレームだけ作ります。 Figmaではなく、紙に書くか、Excalidrawという無料ツールを使います。
ここで大まかなレイアウトをクライアントと合意します。
Next.js + Tailwind でコーディング
ワイヤーフレームを元に、いきなりコードを書きます。
- レイアウトを組む
- Tailwind CSS で色・余白を調整
- Framer Motion でアニメーション追加
- レスポンシブ対応
仮ドメインで公開
Vercel にデプロイして、仮のURLを発行。 クライアントにLINEで送って、実際に触ってもらいます。
「スマホで見たら文字が小さい」 「この色、もう少し明るく」 などのフィードバックを即座に反映できます。
テキスト・素材の送付
クライアントには「変更したいテキストをLINEやメールで送ってください」と伝えています。 送られてきたら、すぐにコードに反映して、その場で確認してもらえます。
3. 使っている技術スタック
Next.js 14(App Router)
高速で、SEOにも強く、サーバーサイドレンダリングも簡単。 React の最新機能も使えます。
Tailwind CSS
ユーティリティファーストのCSSフレームワーク。 HTML内にクラス名を書くだけでデザインできます。
コード例
<button className="bg-blue-500 hover:bg-blue-600 text-white px-6 py-3 rounded-lg">
これだけで、背景色・ホバー・余白・角丸が完成。
Framer Motion
アニメーションライブラリ。 スクロールに応じた動き、ホバー時の変化など、 簡単に実装できます。
TypeScript
型安全で、バグを減らせます。 大規模なプロジェクトでも安心。
4. デメリットと対処法
❌ デメリット 1: 初期のビジュアルが弱い
Figmaなら最初から綺麗なモックアップを見せられますが、 コード直書きだと最初は粗削りです。
対処法: 「最初は粗削りですが、実際の動作を確認しながら 一緒に作り上げていきましょう」と事前に説明。 むしろクライアントは参加感があって喜ばれます。
❌ デメリット 2: デザインスキルが必要
Figmaなら「デザイナー」と「コーダー」が分業できますが、 1人でやる場合は両方のスキルが必要です。
対処法: 参考サイトを見る、Tailwind UI などのコンポーネント集を使う、 AI(v0.dev)に生成してもらう。
❌ デメリット 3: 大規模プロジェクトには不向き
大手企業案件など、複雑な承認フローがある場合は、 Figmaでのモックアップが求められることが多いです。
対処法: 必要な場合は Figma も使います。 ただし、小〜中規模案件では基本的にコード直書きで進めています。
5. どんな人に向いているか
この開発スタイルが向いている人
- フロントエンド開発が得意な人
- スピード重視の個人開発者
- 小〜中規模のプロジェクトが多い人
- クライアントと密にコミュニケーション取れる人
- 柔軟に修正対応したい人
逆に、Figmaを使った方がいい場合
- デザイナーと分業する場合
- 大手企業案件で承認フローが複雑
- コーディングが苦手な人
- 事前に完璧なビジュアルを見せたい場合
💬 このワークフローに興味がある方へ
「Figma不要って本当?」「どうやって始めればいい?」 そんな疑問があれば、お気軽にご相談ください。
実際のプロジェクトでどう進めているか、 具体例を交えてお話しできます。